ai-assistant-workspace
あなた専用のAIアシスタント・ワークスペースです。
AIコーディングツール(Claude Code / Codex CLI / Grok CLI など)を、継続的なパーソナルアシスタントとして使うためのスターターキットです。初回起動時に対話形式で設定を作り、以後はファイルに残した記憶・ルール・スキルを読みながら動きます。
xangi(Discord常駐型AIアシスタント)の推奨ワークスペースです。xangiと組み合わせることで、チャットからスキルを呼び出して日常タスクを自動化できます。
このワークスペースは、単なるプロンプト集ではありません。AGENTS.md、MEMORY.md、memory/、notes/、skills/、triggers/ を組み合わせて、AIアシスタントがセッションをまたいで文脈を読み、必要なスキルを選び、作業結果をファイルに残すための実運用テンプレートです。
背景にある考え方は、技術同人誌「生活に溶け込むAI」で紹介しています。書籍の紹介記事は「技術同人誌『生活に溶け込むAI — AIエージェントで作る、自分だけのアシスタント』を販売しました」を参照してください。
できること
同梱スキルは「全部使う」前提ではありません。必要なものだけ残して、自分の環境に合わせて削ってください。
- 記録 — 調査結果・アイデア・会議メモ・日記を
notes/とmemory/に保存 - 検索 — ワークスペース内のメモや判断をRAGで横断検索
- 開発 — ブランチ運用、PR作成、コードレビュー、リポジトリ分析
- 知識収集 — テックニュース、arXiv、YouTube、ポッドキャスト
- 生活ログ — カレンダー、健康管理、ペット写真などの任意スキル
- 外部連携 — Notion、Google Workspace、xangi など。認証情報を設定した場合だけ使う
- トリガー — LLMがFunction Callingで呼ぶ軽量ツール(天気・ニュース・RAG検索など)
- スキル作成 — 自分だけのカスタムスキルを作る
基本コンセプト
ファイルを記憶にする
AIコーディングツールのセッションは毎回まっさらな状態で始まります。このワークスペースでは、次のファイルを読み書きすることで継続性を持たせます。
AGENTS.md: アシスタントの行動ルール、手順、安全ルールMEMORY.md: 長期的に残したい近況・プロジェクト・好みmemory/YYYYMMDD.md: その日の作業ログ、日常ログ、判断メモnotes/: 後から読み返す調査結果、企画、レビュー、日記
重要なのは「覚えておく」ではなく「ファイルに書く」ことです。ファイルに残せば、Claude Code / Codex CLI / Grok CLI / xangi など複数の入口から同じ文脈を再利用できます。
スキルで行動を増やす
skills/ に SKILL.md を置くと、AIアシスタントは依頼内容に応じて必要な手順を読み込みます。日記、健康管理、RAG検索、コードレビュー、開発ワークフローなどをスキルとして分離することで、プロンプトを巨大化させずに機能を増やせます。
RAGで過去の文脈を探す
xs-workspace-rag は memory/、notes/、knowledge 相当のファイルを検索するための常駐RAGです。「前に話したこと」「過去の調査」「ローカルの実測値」を探す時に使います。Web検索や外部APIの結果だけで判断せず、ローカルの記録も照合する運用を推奨します。
長時間処理は復帰導線を作る
Docker build、RAGインデックス、動画処理、外部AIの並列レビューなど時間がかかる処理は、親プロセスの終了から分離して実行し、PID・ログ・終了コードを残します。Linux / WSLではsetsid bash -lc、macOSではlaunchdなどOSのservice managerを使います。nohup ... & 単独は環境によって親process groupの終了に巻き込まれるため、同等の代替にはなりません。xangiで使う場合は、成功・失敗のどちらでも終了状態を保存した後に xangi-cmd trigger で自分を起こす導線を付けます。具体例は AGENTS.md の「長時間タスク」を参照してください。
クイックスタート
必要なもの
- Claude Code、Codex CLI、Grok CLI などのAIコーディングツール
- チャット常駐で使う場合: xangi
- 外部サービス連携を使う場合: Notion / Google / Discord / Slack などのAPIキーやBot token
セットアップ手順
# 1. リポジトリをクローン
git clone https://github.com/karaage0703/ai-assistant-workspace
cd ai-assistant-workspace
# 2. AIツールを起動(いずれか)
claude # Claude Code の場合
codex # Codex CLI の場合
# 3. 自動セットアップが始まります
# AIがあなたに質問して、あなた専用のアシスタントを作ります
Claude Code の場合、.claude/skills → skills/ のシンボリックリンクがリポジトリに含まれているため、クローンするだけでスキルが使えます。
Codex CLI / Grok CLI 用にも .agents/skills、.grok/skills のリンクを同梱しています。
xangiで使う場合
xangiをインストールした後、xangi本体のセットアップを実行します。
xangi setup
セットアップでは既存ワークスペースを選ぶか、このリポジトリを推奨テンプレートとして取得できます。Discord / Slack / LINE / Telegram / Notionなどのsecret設定が必要な場合は、AIとの会話へ値を貼らず、ローカル設定画面を使います。
xangi settings
xangiのインストール、対応AI、サービス起動、各チャット連携の最新手順は xangi のREADMEと同梱ドキュメントを正本として参照してください。このワークスペースは、AIの人格・記憶・スキル・ユーザーデータを管理し、xangi本体の起動手順やsecret値は管理しません。
ディレクトリ構成
ai-assistant-workspace/
├── AGENTS.md # 設定ファイル(全ツール共通)
├── CLAUDE.md # → AGENTS.md へのシンボリックリンク
├── BOOTSTRAP.md # 初回セットアップ用(セットアップ後に削除されます)
├── MEMORY.md # 長期記憶(近況・日常メモ・ワークスペース情報)
├── .claude/
│ └── skills -> ../skills # Claude Code 用シンボリックリンク
├── .agents/
│ └── skills -> ../skills # Codex CLI 用シンボリックリンク
├── .grok/
│ └── skills -> ../skills # Grok CLI 用シンボリックリンク
├── memory/ # 日記・メモの保存先(YYYYMMDD.md 形式)
├── notes/ # ノート・調査メモの保存先
├── skills/ # スキル(AIの拡張機能) — 一覧は skills/README.md を参照
└── triggers/ # LLMがFunction Callingで呼び出す軽量ツール — triggers/README.md を参照
使い方のヒント
メモを取る
「調査結果をまとめて」
「会議メモを保存して」
「最近のメモ教えて」
日記を書く
「今日の日記を書いて」
「日記の時間」
猫日記をつける
ペット写真を記録したい場合のサンプルスキルです。不要なら skills/xs-cat-diary/ を削除して構いません。
[猫の画像を送信]
→ 自動で猫を検出してNotionに記録
「今週の猫ベストショット」
プレゼン資料を作る
「AIの歴史について5枚のスライドを作って」
「このメモからプレゼン資料を作って」
arXiv論文を調べる
「LLMエージェントの最新論文を探して」
「この1週間のAIトレンド論文を教えて」
「論文 2401.12345 を詳しく分析して」
PRをレビューする
「PR#123をレビューして」
「owner/repo の PR#45 をコードレビューして」
GitHubリポジトリを分析する
「このリポジトリ分析して: owner/repo」
「https://github.com/owner/repo を見て」
ポッドキャストを聴く
「ポッドキャストの最新回をまとめて」
テックニュースをチェック
「今日のテックニュースを教えて」
Gmailをチェックする
「メールチェックして」
「未読メール見せて」
「Driveのファイル一覧」
カレンダーを確認する
「今日の予定」
「今週のスケジュール確認」
健康管理
「食事を記録して: ラーメン」
「今週の健康レポート」
マルチAIで考える・レビューする
「みんなで考えて: ○○のアーキテクチャ」
「複数のAIでこのPRをレビューして」
アイデアを出す
「アイデア出して: 次のブログのネタ」
「過去の記事と最近のメモをつないで」
図表を作る
「アーキテクチャ図描いて」
「フローチャートにして」
自分だけのスキルを作る
「読書メモを管理するスキルを作って」
トリガー(LLM呼び出し用の軽量ツール)
triggers/ ディレクトリには LLMがFunction Callingで呼び出す軽量ツールのテンプレートがあります。スキルとツール呼び出しの中間に位置する仕組みで、ローカルLLMでも再現性高く決まった処理を実行できるように設計されています。コンセプト詳細は Trigger: ローカルLLM用簡易スキルシステム を参照。
| トリガー | 内容 | LLMが呼ぶ場面 |
|---|---|---|
| rag | ワークスペース全体をRAG検索 | 「過去のメモから○○探して」「あの時話した○○は?」 |
| technews | 最新テックニュース(RSS)を取得 | 「テックニュース教えて」「最近の話題は?」 |
| weather | 天気予報を取得(wttr.in) | 「今日の天気は?」「名古屋の天気」 |
仕組み・新規作成手順は triggers/README.md を参照してください。
カスタマイズ
AIの性格を変える
AGENTS.md の「自分について」セクションを編集すると、AIの話し方や性格を変えられます。
記憶の残し方を変える
- 長期的に残す情報は
MEMORY.md - 日々の生ログは
memory/YYYYMMDD.md - 調査結果や記事化したい内容は
notes/ - 手順や行動ルールは
AGENTS.md
この分け方を守ると、後からRAG検索した時に「ルール」「長期記憶」「作業ログ」「成果物」が混ざりにくくなります。
スキルを追加する
skills/ ディレクトリにフォルダを作り、SKILL.md を書くだけで新しいスキルを追加できます。詳しくは skills/README.md を参照してください。
自分用に安全ルールを足す
メール送信、SNS投稿、公開リポジトリへのpush、GitHub Release作成など、外部に影響する操作は AGENTS.md に確認ルールを書いておくことを推奨します。内部ファイルの読み取り・整理は大胆に、外部への送信や公開操作は慎重に、という分離が運用しやすいです。
ライセンス
MIT License
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